



というわけで。うさぎまきです。
今回は、皆さん苦手な(もちろん私も)面接についてです。特に今回は面接準備についての記事になります。新卒の方も参考にしてくださいね。
今回のポイントは以下の書き出しになります。紙にアウトプットしてみましょう。
ポイント
- 以下の6つについて、紙に書きだしておきましょう!
-
- 転職理由
- 志望動機
- 職務経歴の説明、まとめ
- 職歴の中で最も苦労したことと、その時の打開策。
- 自分の人柄
- リーダー経験。マネジメント経験
転職理由は、志望企業が納得できる理由を手短に!
企業側は転職理由を知ることによって、志望者が同じような理由で辞めてしまわないかを見極めているようです。
事前に相談している転職サイトのエージェントに話した転職動機と齟齬が出ないようにしておきましょう。
転職理由は話のとっかかりであり、それほど長時間話すのは好まれないようです。約1分くらいの話せるくらいの量を書きだしておきましょう。
このとき、本当の転職理由はどうであれ、ある程度ポジティブな言葉に言い直して話すことが求められます。また、責任転嫁ととられかねない他人批判はやめましょう。
「上司が馬鹿だから辞めたいです」->「会社の非効率なやり方を修正しようと努力しておりましたが、直近では成果が出ないと考え、退職を検討しています。」
というような感じですね。
志望動機は、企業理解を行って作成しよう!
志望動機は、次の職務経歴とともに面接合否の重要なファクターになります。だいたい、2分くらい話せる量を用意しておきましょう。
まずは、転職理由と志望動機に矛盾がなく一本ストーリーが通っていることが大事です。
例えば、わたしは過去、通勤時間があまりに長いのでそれも転職理由としたいとエージェントと話したことがありました。
このとき、志望企業がほとんど通勤時間が変わらない距離あったらどうでしょうか?「この人は、また通勤時間で辞めるな」と思われかねませんね。
結局、転職理由が今回志望した企業では払しょくできますよというアピールが必要となるわけです。
また、志望理由が明確になるようにある程度志望企業の研究をしておくことが必要です。
例えば、
「御社は業績が良いので志望しました」
と
「志望させていただいた御社の○○事業は約△△%の営業利益をだす非常に健全な業績であり、しかも○○事業の市場は今後も拡大することを考えると非常に魅力的であるからです。」
では、後者の方が熱意を感じますね。
あとは、自分のもつ職務経歴とマッチングしていることのアピールが必要になります。
ちょっと長くなったのでまとめると、志望動機は
・転職理由との整合性
・志望企業を軸とした切り口(企業研究)
・自己の職務経歴を軸とした切り口
で、構成するようにしましょう。
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職務経歴のまとめは、STARの切り口で!
職務経歴は、面接のなかで最も重要な部分です。
企業側はポジションに求められるスキルや経験の内容とレベル的にマッチするか、志望者のポテンシャルがどの程度かを見極めようとしています。
これまでの経歴から志望企業に貢献できることなどを踏まえ、約3分は話せる量を書き出してください
また、職務経歴では面接官から質問が多く出ると思います。面接官が職務経歴を掘りさげて聞く場合、下記のSTARに基づくと言われています。
S:Situation 業務を取り巻く環境。厳しい環境ほど評価される
T:Task 担当領域や責任の大きさはどの程度であったか
A:Action どのような行動をとったか。独自の工夫などがあれば評価される。
R:Result 結果としてどのような数値を残せたか
このため、自分の職務経歴をSTARの切り口で整理しておきましょう。
苦労したことは評価の種!なんでも書こう!
これは、職務経歴書の「盛れるところは盛れ」に似ていますが、少しでも自分が関わったトラブルで、それが解決したのならば、他の人の功績が大きくても、ある程度自分の手柄として書いてしまうことが大事です。
「特にトラブルにあったことはありません」が、一番ダメな答えです。
スケジュールが遅延していたら、その挽回策。
不良が出てしまったら、原因追求と今後の発生抑制、客先への説明。
など、何でもいいのです。
最低2つくらいのエピソードは用意しておきたいところです。
人柄は、短所もポジティブになるように!
長所と短所を聞かれることがあります。
長所は良いとして、短所をどうポジティブに表現するかが問題です。
基本的に、その短所を自己で自覚していること、および改善しようとしていることを伝えるようにしましょう。
例えば、わたしがよく書く短所は「慎重」です。
慎重はこれ自体長所ととられる可能性もある言葉で非常に便利です。
「慎重なため、設計変更などがあった場合リスク回避策を検討してからしか行動を起こせず初動が遅くなることがあります。」
と言っておけば、短所を話しているのですが、リスク回避の検討とかを考えてるなら仕方ないな、と思わせることができると思います。
リーダー、マネジメント経験は後輩がいるだけでも書け!
若い人は聞かれないかもしれないですが、30代をこえてくると「リーダーやマネジメント経験はありますか?」と聞かれます。
そしてそれらの経験がない場合、「ないです。」と正直に答えるのも一つの手ですが、後輩の指導について語ることで代替とすることができる可能性はあります。
ですので、部下を持ったことがなくても後輩がいる場合は、その時の指導方法などを説明しましょう。
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おわりに!
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!
面接準備編いかがでしたでしょうか?
なかなかむつかしいと思うのですが、一度思いついたネタやいい文言を忘れないようにどこかにアウトプットしておくということは非常に大事です。
もし、面接の準備なんかしてなかったなぁ、という方はこれを機にまとめられることをお勧めします。一度、まとめてしまえば、追加、改訂はそんなに面倒なものでは無いですからね。
ではでは~。