どうもこんにちは。うさぎまきです。
今回は、わたしが41歳で転職したときに面接で質問されたことについて、その傾向をまとめて行こうと思います。
ちなみに、2社面談しましたが大体傾向は同じでした。
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傾向としては、次の3つになります。
ポイント
- 自己紹介、職務経歴、志望動機はほぼ飾り
- 転職理由は自己アピールの場
- とにかく「何ができるか?」
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
職務経歴書は事前にチェックされている!
当然のことですが、書類選考に合格したことで面接によばれています。
よって、職務経歴書は人事の方から、専門の部署の採用担当に渡っておりチェック済みです。
そのため、冒頭に行われる自己紹介や職務経歴の説明は経歴書の確認程度の作業となっていました。
簡単に言うと、特に質問は飛んでこないということですね。
経歴書の中でわかりにくい部分などがあれば質問されると思いますが、基本的には自己紹介の部分で大きく時間をとるということは無いでしょう。
また、志望動機は必ず質問されると思いますが、若い年齢での転職ではないので、面接官はそれほど興味があるようには見えませんでした。
ただ、以前記事にもしましたが、今回の転職で転職理由を払しょくできるのだ、というアピールは必要です。
そうでなれば、また同じ理由で転職するのではないかと面接官に思われるからです。
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ですので、自己紹介、職務経歴、志望動機の部分はあまり気負わずに堂々と話せることを意識しておきましょう。
転職理由では積極的な転職であることをアピールせよ!
わたしは、41歳での高齢転職、そして転職回数も3回目。
転職理由を納得してもらうにはなかなかに厳しい状況でしたが、転職理由をエージェントと詰めていたためにそれほど問題になりませんでした。
わたしの場合、概略としては以下のような
1回目(半導体メーカー ⇒ PCボードメーカー):会社の業績悪化により開発を縮小された。
↓
2回目(PCボードメーカー ⇒ 輸送機メーカー):ボードメーカーは開発担当で入社したが、実態は商社であり製品の開発に携われなかった。
↓
3回目(今回):現在やっている事業について、会社のノウハウが少ない。そのため製品を納入してから不具合を出すということが多発している。品質の高い製品を作れるように改善を行いたいが、現会社では品質についての理解が少なく早期の改善が不可能と考えた。また、職場が遠く通勤で疲労があるため業務のパフォーマンスが下がっていると感じているからである。
特に大事になってくるのは、直近での転職理由です。
ですので1回目、2回目の転職理由はサラリと流しましたが、面接官から突っ込まれることはありませんでした。
(過去の転職理由を聞いても面接官は全然うれしくないですからね。)
とにかく、転職理由では自分から積極的に動いた結果であることをアピールしましょう。
もし、「早期退職でターゲットになっており、しぶしぶ転職している」が本当の理由だとしても、「会社の業績が悪くなり開発縮小などで自分のスキルを活かせなくなるため転職を考えました。」などのように受け身の転職ではなく積極的な転職に見せかけることが大事です。
意外に思われるかもしれませんが、転職面談で自分から積極的にアピールできるのは自己紹介より転職理由のほうです。
書類には書かれていない事項を自分の言葉で話すわけですから、いかにあなたがセルフスタートで動けるかをアピールしましょう。
また、転職理由から志望動機へのつながりは矛盾が無いように、エージェントと何度でも話し合いましょう。
即戦力要員を探している「何ができるか?」
採用を検討している企業が一番知りたい部分であり、最も重要な質問となります。
もちろん、「何ができますか?」という漠然として聞き方はしてきません。
逆に、職務経歴書に沿って「○○でアプリを作成できますか?」というように具体的なソフト言語まで落とし込んで聞かれたことが印象的でした。
それほど採用企業側は高年齢転職者に即戦力を求めているということになります。
わたしは、ハードを長くやっていたのですが、前職で少し組み込みソフトを触ったので経歴書に「ハードとソフトの両面から製品開発をできる」と書いていました。
落ちた一社目ではソフトのエンジニアを採りたかったようで、
「○○(ソフト名)はどうですか?」
「△△(ソフト名)では?」
と複数の言語での業務を提案されましたが、どれも「未経験です」と答えるしかなく、あえなく敗退してしまいた。
逆に、採用された今の企業では、
「基板の設計は、部品選定から基板のレイアウト、試作品の発注、量産立ち上げまで経験があります。」
という言葉が刺さったようで、
「あ、基板の設計、立ち上げの経験があるんですね。」
と、非常に喜ばれました。(おそらく、これが決め手となって採用されたと思います。)
さすがに40を超えての転職者には、入社してから教育をするという企業はないということですね。
ですので、自分ができることを最大限話すとともに、できないことはできないと答える方が、採用する企業としても採用後に任せる仕事をすぐに決めることができてよいと思います。
できないことをできると答えても、その後の質問ですぐにばれてしまいますしね。
おわりに!
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!
40歳からの転職シリーズ第四回目いかがだったでしょうか?
個人的には、
- 自己紹介、職務経歴:10%
- 転職理由:20%
- なにができるか:70%
くらいの重要度の割合だと思います。
ですので、転職に当たっては、なにができて志望している企業に貢献ができるかをよく考えて応募しましょう。
やみくもに応募して面接にこぎつけてもあえなく不採用になり、ストレスだけが増してしまいますので。
次回は、働きながらどのように転職活動をしていたかを記事にしようと思います。
ではでは~。