LION FX






昨日の哀しみ日記を書いた直後に、ポンドが大きく落ちて含み損が13万円まで減ったんですよね。
(あとは、このまま順調にさがってくれればなぁ。)
って思って、今朝見たら含み損が20万円に戻ってました。
あ、どうも、うさぎまきです。
今回のテーマは、FXや投資やってる人に永遠に付きまとうテーマ「損切」です。
なぜに「損切」は重要なのか?
損切には2つの意味があります。
- ひとつは、そのまんま損を最小に抑える。
- もうひとつは、損切を行うことで資金効率がよくなる(機会損失を防ぐ)。
「損切」をいう名前からどうしても一番目の意味を重要視してしまうのですが、本当に大事なのは運転資金を手元に戻すことだと言われています。
手元に資金がない限りは、どれだけ儲かりそうシグナルが出ていても投資はできません。損切りを早めに実行することによって、その資金を他に振り向けることができます。
現に、わたしはポンド円をホールドし、それをロスカットさせないために資金を口座に余分に入れていますので全く他の投資ができない状態になっています。

見切り千両、損切り万両
日本では江戸時代に先物取引が始まり、そのころから「損切」の重要性を訴える格言が多くあります。
ちょこっと調べただけでもたくさん検索に引っかかります。
- 見切り千両、損切り万両
- 損切りはすばやく
- 引かれ玉は投げよ
- 迷いが出たら売れ
- 損は落とせ、さらば利益は大ならん
- 何の道にも、進むと退くとが肝要なるべし。
- 皆われ一心の妄想に引き回されて、思わぬ損をすることなり。(中略)見切ってしまうべきところを引きしろいて(引きのばして)大損などするごとくなれり。
- 仕掛けたる米にて損を惜しみ、無理にひいきを付け、辛抱するほど大損するものなり。毎度あることなり。必ず見切るべし。過ちは改むるに憚ることなかれ。
- 不利運のとき、見切り大切のことなり。思い入れ違うときは早仕舞い、行付をみるべし。
- 引かれ腰は弱く、利食い腰は強く。
なんで、大昔の人がここまで口を酸っぱくして損切の重要性を説いているのに現代人で実践できる人は少ないのでしょうか?
プロスペクト理論?「わたしは損はしたくない!」
損切できないその心理は、プロスペクト理論で説明できるといわれています。
簡単に言うと人間は「損をしたくない!」という思いが、利益をとりたいよりも勝つようです。
(ちょっと詳しい説明は、「プロスペクト理論」で検索すると出てきますので割愛します。)
とにかく、「損をしたくない」。すなわち「損切りして自ら損失を確定させるなんてもってのほか」と思ってしまうわけです。
まあ、考えてみればおかしな話です。
¥1,000を10回損切るのも、¥10,000を1回損切するのも同じ額なのですが、確かに人間は¥10,000を1回の損切を選びそうですね。
10回チャンスがあるのですから¥1,000の損切をしていく方が利益を得る機会が多くなるに違いないのですが。
(単純に為替の上下がスプレッドなしの1/2だとすると10連続で負けるのは1/1024ですから)
そうわかっていても、目の前の¥1,000を救いに行きたくなるんですよねぇ。
早く損切るにはどうすればいい?
資金を潤沢に持ち、レバレッジを低くする。これしかないと思います。
レバレッジは最大でも5倍までがいいでしょう。
全財産が10万円の人の1,000円と、全財産が100万のひとの1,000円は価値が10倍違います。
100万円持っていれば1000円くらいは損と思わないでしょう。
結局、この損と思わない金額の領域で取引するというのが大事なんだと思います。


おわりに!
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!
FXは低レバレッジで、損切をいつでもできるようにしてトレードに臨みましょう!
で、ではでは~(増えていく含み損を見て卒倒しながら)
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